「 呼び出した 目的だった 愛はもう 全部出したし 帰っていいよ 」
歌人 佐々木 あらら 作
『 鬼畜 』と 言われるような 短歌。
いや 啖呵 ??
「 呼び出した 目的だった 愛はもう 全部出したし 帰っていいよ 」
最初は
ふーーーん、そうなんや と、実感も 伴わず 面白いな と 思ったのだけれど、
この前、マクドナルド で 遅い昼食のチーズバーガーに かじりついていた時、
後ろの席の 大学生くらいの 男子三人の 話し声が聞こえた
「 ・・・・・実際さー、面倒な時ない?? やったら 帰って欲しい時あるやんな?? 」
「 おおー、あるあるっ!! 」
「 て言うか 俺なんか 毎回そう思うし 」
「 毎回 彼女が泊まるとか もうありえへんしなっ 」
「 そうそう お疲れっすーー って感じやもんな 」
・・・・・・・・・・・・・・マジ か??
これは、あれか??
やはり、その そう言うシチュエーションの事を 語っておるわけか ??
やることやったら さっさと、いや とっとと?? か どうか知らんけど とりあえず早よ帰れってか ??
ひゃーーーーーーーーーーーー
一人暮らしの男子の部屋に、恋人が来て で、一緒に食事して、DVD見て、シャワー浴びて・・・
あんなこととかこんなこととか、 したりして そのあと
深夜・・?? に 家に帰らされないといけないって いったい女子が何の罪を背負っておるのだ??
少なくとも私は・・・・・・・・
そんな経験はなく今まできたけれど、もしかしたらそう言う本音の地雷を運良く踏まずにすんだだけなのか????
半分残ったチーズーバーガーを、そこに置いてぼんやりと考えながら、
ちらっと後ろを確認したら、話していたのは 悪そうでもなく、チャラくもなく、イケメンでも
イケテなくもなく・・・・
どちらかと言えば、草食系に属するタイプの三人だったので
それって、ほら ある種のコミュニケーション不全的な?? そう言う感情 ?? と、
首を突っ込んで聞けばよかった、いやまぁそこまで おばはん根性と言うか、身勝手な探究心があるわけでもなく、
彼らの恋人が、彼らより何枚も上手でその辺は彼女にうまく操縦されているのではないか・・とそんな気もした。
・・・・・・と言うか、そんな風に思うことで納得しようとした、と言うのが正しい・・・
かも