明日世界が終わるとしても・・・・・・

毒とエログロナンセンスと妄想と  きっと何の役にも立ちません

桜を見ながら思うこと

魔窟と化した場所でサブの仕事が終わった

 

ってか四年前、その会社で自分の仕事を手伝って欲しいと声をかけてきた知人は早々にいなくなって、それも日本に留学生として来ていたイタリア人女性と恋に落ち、半年後帰国した彼女を追ってイタリアへ行ったきりそれっきり

何やそれ??マジか??アリか??って話で、ガケから突き落とされたライオンの子供の気持ちが痛いほどわかるような、そんなものわかったところで仕事には何の役にも立たず、引き受けると言った事をうやむやにしてなかった事にすればよかったけれど、それでもまぁ仕事の掛け持ちが許された状況で、保険をかける意味でもなんとかやってみるかと始めたら色んな意味で全然かみ合わない、やりにくい、そこにいる人間の空気の殺伐さがもうこれ以上ないぐらいに増して、血だるまかもしくは火だるまか、毎日が意識不明の重体のような心持ちで過ごした月日・・・終えたからいいけどもまだ悪夢にうなされる魔窟脱出ゲームの一部始終、ではなくまだまだ終わらないメインの仕事のある煩悩について

 

その本業の仕事のひとつとしてプロモーション活動に月に何度か出かける

そのたびに応対するお客さんの中から必ずと言っていいほど毎回一度は聞かれる

「〇〇〇〇(自社) と △△△△(同業他社メーカー名)  と どっちがいいですか?? 」

という質問

 

私は〇〇〇〇と背中と胸に社名とロゴが入ったスタッフジャンバーを着て、社員証も首から下げてそこにいるのに、つまり末端ではあるけど会社の看板背負って自社製品を販促宣伝すると言う役割を担ってそこに赴いているわけで、そんなまぬけな質問をされたからと言って、奥さん、奥さん、ここだけの話、実は自社製品はイマイチなので他社△△△△をおすすめしますよ、だったり、何を置いても自社のものがいいです、他社はクレームが多いから損します、買っちゃダメですよ、なんて言うはずないやん

購入に際して決めかねているなら

「他社との違いはどんなところですか??」とか

「この商品のおすすめポイントはどこですか??」とか なぜ聞かない??

「どっちがいい??」なんて

たとえば、デルモンテの社員の人に、デルモンテとカゴメどっちが美味しいか、と聞くようなもんだ

味の素の社員に、キューピーと味の素、マヨネーズはどっちが美味しい?と聞いたり

ドコモに行って、ソフトバンクとどっちがいいかとか

資生堂の美容部員にカネボウとどっちがいいとか

トヨタの営業マンに日産車とどっちがいいかとか

ウルトラマン仮面ライダーとどっちが強いか聞くとか

ゴリゴリの阪神ファンに巨人のいいところを尋ねたり

アリさんマークの引越社に、引っ越しのサカイとどっちが仕事が丁寧で安いですかとか

アコムアイフルでも、アフラックとアリコでも、佐川急便とヤマト運輸でも、フジテレビと日本テレビでも、ローソンとセブンイレブンでも、佐賀牛近江牛でも、鈴木奈々と菊池亜美でも、バカリズムバナナマン日村でも 高須クリニックとライザップでも

自分と比べられた相手、ライバルを支持したりしないでしょふつう。

てか比べるか?? フラットな立場の店員に聞くならいざ知らず。

 

もしかしてアレ??ミシュランみたいな覆面検定員か何かに接客応対のスキルを査定されてるのか?? 

・・・・同僚に尋ねても何かキレのない返事だったのはそういう事だったのか??

だとしたら検定合格の模範解答は何なんだろう

考えてもわからないので、また聞かれた時のためにとりあえずの作り笑顔をマスターしたい