明日世界が終わるとしても・・・・・・

毒とエログロナンセンスと妄想と  きっと何の役にも立ちません

ぶっちゃけ「嫉妬」と言う感情がよくわからない

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感情カテゴリーとして同じなのかどうかわからないけど、羨望ならわかる、憧憬もわかる、でも嫉妬が今一つピンと来ない

誰かの何かをいいなぁ、うらやましいとは思っても、妬ましいとは思わない・・・・

 

 

・・・・・と、炭酸の抜けたコーラみたいなフワフワしたことを言う自分を自分でボコりたいぐらい、誰かの何かに激しく嫉妬したある一時期の事を急に思い出した。ちょっと本気でびっくりするぐらいその時期のその状況の事をなぜかすっかり忘れていて、正確に言うと今の今、タイトルを書いて、そのあと、・・妬ましいとは思わない・・・と書くまで忘れていた事を思い出した。

きのうかもうおとといか一昨昨日くらいか、愛人にしたいNO.1の橋本マナミが人気グラビアアイドルの佐野ひなこを妬んでいる、と言う嫉妬ネタでテレビに出てたけど、視聴者にアピールするためなら本来なら隠しておきたいだろう妬み嫉みもエサにするぐらいの必死さは台本通りとは思えないようなガチ嫉妬に見えた。

でも、愛人と言えばあの壇蜜はどこに行ったのか、彼女の書いた壇蜜日記は去年読んだ本の中でもかなり好きな本だったけど、って、本も映画も音楽も芝居も、その他食べるものでも何でも誰かにおすすめせずに勝手にひっそり好きでいる性分なので、ただ好きな、と言う形容詞がアホっぽいとしてもそこのとこはもう、ダメな人間の書くブログとしてそっとしてもらいたいけど、まぁそんなことはどうでもいいとして、そうそう今勝手に振り返る壇蜜、そうかそうなんだその輝きは今思えばホンの一瞬だったと言うしかないのか、もてはやされても自分のエロさなんか大した価値がないような風情で淡々としてそれで潔くて哲学的なとこが好きだったのに、見かけなくなった壇蜜は悲しいし、私はが男でも愛人にしたいと全く思わない橋本マナミの良さが全然わからないから何重にも残念だ

その壇蜜が空けたのか降りたのか、橋本マナミは勝手な男の野望だかなんだかモテないおっさんが妄想しそうな愛人枠にすべりこめてよかったやん、とボンヤリ見ていて、その時もまだ自分には色んな意味で、って言うか自分がポンコツ過ぎて、人の能力ヒエラルキーの底の底に位置し過ぎてて嫉妬するとすればその対象が多すぎてわけがわからなくなるから嫉妬のスイッチは元々ありません、和式トイレだしウォシュレットなんかついてませんみたいな感じで、嫉妬って何ですか??美味いの??とずっと生きてきた気がしていた。

 

だけど、自分にももちろんものすごい嫉妬心があった、ちゃんとあった、なくてもよかったのにって言うか、思い出したくなかったけど。

嫉妬、以外の感情でネガティブなものはいくらでも、憎悪とか嫌悪とか軽蔑とか侮辱とか差別とか傲慢とかそんな何様的なのはいくらでも出てくるクセに、それと嫉妬を分けて考えるのはおかしいのも知れない、でも妬んでも嫉んでも絶対にどうにもならない事があるし、たとえばお金を積んでも解決できない事があるのを飽きるほど妬んで今はもうすっかりたりらりらんとヘラヘラしている

 

今からずいぶん前のある時期、のどから手が出るほど切望したものがあって、それを手にするための努力も惜しまなかった、それが叶うならば怪しげな宗教にでも入信してツボ何個でも買ってしまうくらい血迷い、寝ても覚めてもそのことばっかり考えて焦燥し混乱してじたばたして、自分の手に入らないものを簡単に当たり前のように手に入れた周りの誰かや見ず知らずの他人が妬ましくて仕方なかった みんな不幸になればいいのにといじけて今より何倍も心底嫌な奴だった

でも本来執着心が希薄なのか、面倒くさがりだからか、とことん考えて考えたらなんかもういいやってなって、手に入らないのは手にしない方がいいからと言うこれが宇宙の意思かも知れないと思えば思ってしまえたから。

 

美貌も才能もあればあったで幸せだったかも知れない、だけど持ってない自分を卑下して自己否定してって気にはならない、自慢できることはないし、面倒くさい自分はどうかしたいと思うこともあるけど、自分なんだからしょうがないし誰かを妬ましいと思う事でモチベーションは上がらない。

もっと単純に、嫌いか好きかで分けて、嫌いに分けたたものは興味がないどうでもいいって思う短絡的な思考が、好きなものにただうっとりしていたいと言う向上心の欠如が欠点だとすればそのとおり、情けないったらない

嫉妬なんかせずに、ただ大好きな人やもの屈服したい、したいと言うのはちょっと違うな、ディズニーランドは好きじゃないけどもう気の済むまで夢の国をさまよっていたいとでもいうような。

 

人間関係がぐちゃぐちゃになって、このままじゃ怒りが爆発して発狂してしまうかも知れないと思ってサブの仕事をもうすぐ辞める

組織の末端だけどもその細胞として生きる時に、仲間ともクライアントとも感情をぶつけあい非生産的なケンカをするわけにはいかない、感情を押し殺す事も仕事のうちだと思ってやってきたし、関わる人と仲良くうまくやっていきたいとずっと思ってきたけれど、できる先輩も、綺麗なあの子も、ぼんくらの私も、どんなことも誰かの嫉妬の種になってマウンティングスパイラルに巻き込まれる事に辟易してしまった。

 

・・・飲めないし、飲みたくもないのに焼酎をがぶ飲みしても酔わないってどういうことなんだろう桜の花も咲きそうなこんな夜