明日世界が終わるとしても・・・・・・

毒とエログロナンセンスと妄想と  きっと何の役にも立ちません

サヨナラ が 言えるとは限らない

突然の別れ・・・・と、いうけれど

 

あらかじめ、予定された、計画性のある 別れ、と言うのは 

「 ごく限られた状況 」でのみ発生するものものではないんだろうか

卒園、卒業など、所属する期間が決められていて、何事もなくと言う注釈つきで その期間が満了すれば、

そこで共に過ごした仲間とは、別れていく・・・・というような。

それだって 素行不良で 強制退学 と言う 期間満了を待たずして 告げなくてはならない別れもあるし、思わぬアクシデントで リタイアせざるを得ない事もあるわけだし

 

◎  結論  ◎

        ・・・・・・別れ は ほぼ突然 である。

 

 と、 肝に銘じておかないとな、と改めて思ったりして

 

 

でも 「 ほぼ突然 」なんて 曖昧でマヌケな着地点を 結論として、笑ってもいられない

 

 

ほぼ突然、の 別れに 対して、どう 対応するか、

 

正しい 別れ方 とは どんなものなのか

 

 

友人知人、顔見知り、近所の人、親、兄弟、恋人など・・じゃあまたね、と別れて、もしかしたらそれが最後、と言う事もあるかもしれない

 

そんなこと 考えたくはないけれど

 

考えたくなくても、ライト でポップに、ごく普通 に じゃあまた今度、と手をふっても

 

その 「 今度 」は 来ないかも知れない

 

相手の側の 自分の側の 天変地異の 戦争勃発の 宇宙人侵略の・・・・・何の理由でかはわからないけれど

 

それならば、今までよりもっと、大事にしないといけない、今結ばれているどんな縁にも、

 

ありがとう、出会えた事、語り合えた事、励まされた事、慰められた事、時にぶつかってどうしたらいいかわからなくなっても、今ここでこうして笑っていられる事、

すべてに、心からありがとう・・・・・ 

 

と言う気持ちが伝わるように言葉も行動も おろそかにせずにいようと

 

 

 

・・・・・・・・・・・偉そうにそんなことを言ったから と言ったって 出来ないのはついてまわるカオスなのだけど

 

 

4年前の一月の終わり 久しぶりに実家に顔を出した時、

 

二月に入ったら、妹 と 私 と 三人で 近くに出来た店に ご飯を食べに行こうと、言っていた父だったのに

 

それから間もなく 二月のはじめに、突然亡くなってその約束だけが、宙ぶらりんになった

 

 

その別れは

人嫌いで 人と馴染まず、そのくせか、それだからか 人にぶつかってまわりに迷惑ばかりかけて生きているどうしようもない放蕩娘に

感謝も 謝罪も 愛情も ちゃんと伝えておかないと後悔する、別れは突然  覚悟しておけ と、教えるためだったのかと思うほど突然にやってきた

子供時代は特に親の支配から逃れたくて、反抗し続けて仲のいい親子ではなかったから今も 苦い後悔をぬぐえずにいる

 

 

 

長患いをしている家族を看病している友人は、いつまで続くかわからない・・・と

ため息をついていたけれど、

誰かと別れる、その人がいなくなる、と 言うのは期限が決まっているわけではなく、

やっぱり不意に訪れるものだから、気持ちを伝え続けることができるならそれはそうした方がいいよ、と言ったけど、

 

いつもふざけてばかりの二人なので 神妙になり過ぎて そのあと、どんな顔をしていいかわからなかった

 

 

 

時間がないことを言い訳に なかなか訪れることのない父のお墓参りに行ってきた

静かに思い起こすと言うよりは、

ろくな話をすることもなく、親不孝でしかなかった娘の至らなさを、父は許してくれているだろうかと言う思いと、

父の好きだった映画や音楽の話も 今ならじっくり語り合ったりできるのに・・・・・・・

 と言う 目の前にいないから きっとそ思うのであろう勝手な感傷が 胸の中によぎって消えてまたよぎる・・・と言うような日の記録