難しいことを易しく、易しいことを深く、 深いことを面白く
作家 井上 ひさし の 言葉
『 むずかしいことをやさしく,やさしいことをふかく,ふかいことをおもしろく,おもしろいことをまじめに,まじめなことをゆかいに,ゆかいなことをいっそうゆかいに 』
難しい話 を そのまま 難しく話す事、
易しい話を 易しく話す事・・・・・どちらも簡単な事 ではあっても 芸がない
難しい話 を 易しくわかりやすく、興味深く語る事は、利口な人間でないとできない
易しい話 を 難しく語って、
聞き手を惑わせて煙に巻くのは 自分を利口に見せたい愚か者のすること
興味深い話 を より 面白く語る事・・・・・・
表現する と言う事
心に響く と言う事
人を惹きつける と言う事
共感しあう と言う事
そのフカフカとして心地よい到達点はどこにあるのか、
過剰になれば 嘘が混じり、足りなければ 曖昧にぼやけてしまう、
言葉 と言う形のないもの、
感情を 形づくるために紡ぐ言葉、
誰かに伝えるための言葉 を もう一度じっくり考えてみようと思った
・・・・・・・思ったのだけれど、
思ったからと言っても、即座に 難しい事を易しく、面白く語る技術が身につくはずもないので、
近々に、善処します、とりあえずそういう方向で・・・・などと言う
即決しない、先送り、暫定的、責任逃れ的に使用されるビジネスワードでその場をしのぐ
当たり前なことを 書くだけで
銀座に美術館が 建つんだなあ みつを とか
意味ない事でも 深読みするヤツがいるおかげで
左団扇なんだなあ みつを
とか
簡単な言葉を 変わった書体で書く という方法を 思いついたもん勝ち、みたいな 世界もあるんだし、
伝えようと する 虚仮の一念 が あればいいのかなと
・・・・・・・・・・とどのつまりはテレパシーでも